- 「医学通信社・月刊保険診療1月号 日本政府はなぜ,パンデミック防止に失敗したのか」 医師・作家 海堂尊氏の論説。
http://ai-ai.xrea.jp/covid19/doc/hoken_shinryo_2201.pdf
医療クラスターの跋扈と作家・知念実希人氏のご乱心
医師で作家の知念実希人氏はある時突然、ワクチン推進の強力な布教者となった。きっかけはワクチンに対する誤った週刊誌報道に抗議したことである。それは医学的に正しいことだが、この時、記事の削除で満足したことは問題だ。間違った記事を残しそれに訂正記事を追加しないと、市民の誤認を是正できない。そうしてワクチン推進をSNS上で展開していくうち、知念氏の発言は「ネトウヨ化」し、芥川賞作家に対し外人蔑視のヘイト的発言をして大炎上してしまう。だがその前には医学的な問題があった。国立遺伝学研究所の川上浩一教授が「不活化ワクチンの方が広く免疫誘導できる可能性がある」と発言したことに噛みついたのである。それは医学的に知念氏がワクチンについて無知であることを露呈したものだった。川上先生が一般に発信したことに知念氏が勝手に「間違えた論だ」と噛みつき、しかも自分の誤謬発信を訂正せず、やりとりをリツイートした出版社サイトを攻撃し謝罪を引き出し、自分のツイートを正当化した。ワクチンの誤情報を発信している週刊誌等を非難しながら、自身の同様の行為は訂正せず、スルーしたわけだ。