- サラブレッドブックス版刑事コロンボには、巻末にシリーズ既刊のリストがあった。当時はコロンボの放映リストなどなく、コロンボが全何話あるのかも分からなかった。そんな中でこのリストはコロンボ世界を知る数少ない手がかりだった。
- 当然、子供の私はこのリストを大いに活用した。それを今振り返ってみると、我が子との事ながら、よく判らない部分が多い。このリストは恐らく、購入済みの作品をチェックしたものだろう。「×以外」は買って良しという事だ。でも、「指輪の爪たち」「ハッサンサラー」「仮面の男」は手元にない。
- 当時私は「指輪の爪あと」を「策謀の結末」と勘違いしていたので、それで印をつけたのかもしれないが、そもそも「策謀の結末」のノベライズはない。ではなぜ、「指輪の爪あと」にチェックしたのか。「策謀」「ハッサン」「仮面」はNHKの「さよならコロンボ」で放送したものなので、テレビで視聴済みのものも含め、チェックを入れていたのかもしれない。でもそれなら、「忘れられた女」「逆転の構図」などにチェックがないのだろう。とにかく、判らない。当時の私よ教えてくれ。
- こちらはかなりチェックが増えている。ただ、ホリスター、パイル、白鳥、逆転などは手元にないもの多数。視聴したものも入っているかと言うと、ホリスター、アリバイのダイヤルなどを見られたのは、社会人になってから。さらに所々、不気味な紅点チェックもある。どういう意味なの？ 教えて昔のオレ。
