怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

点検が来る!

  • 本日は火災報知器の点検。我が部屋の怪獣群を見た瞬間の点検員さんの気持ちを思うと、憂鬱である。そんな日にも容赦なく届くカメレキングとワイアール星人。

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  • 点検に来た若い人は、ウジャウジャいる怪獣たちとは目を合わさず、私とも目を合わさず、黙々と粛々と火災報知器を点検し、帰っていった。余計なことは言うなと厳しく言われているのかなぁ。まあ、酒飲むときのネタにしてくれよ。オレは構わんよ。

崩壊の足音が聞こえた

  • 書き手としてどうすればいいのか。今回の件は、編集部があまりに不誠実であり、作家との信頼関係などすべてをぶち壊す所業。無能の極み。
  • つい最近も知り合いの先輩作家の方に同じような事が起きた。
  • これはもう前提から変えていくしかないのだろう。前提を変えず、出版社、それも編集者とそのボンクラ上司たちの間で一方的に結果だけが変えられている。そんなアンフェアな話はない。
  • 最近、ミステリーの世界では若手、新人の方の台頭著しく、日々の読書が楽しくて仕方がない。数年後、彼らが同じような事で辛い目に遭わないよう、我々で今のうちに、何とかするしかないのかもしれない。

 

たまには仕事らしい打ち合わせをする

  • 小説関係の取材もかね、二時間近く電話。
  • 脚本関係のZoom打ち合わせが一時間。
  • 時おり、息子の仕事場侵入を許し、スーパーマリオに話題をふられる。
  • これを幸せな日常の一コマと捉えるか、オンライン授業による仕事への圧迫と捉えるか。
  • 冬休みが明ける1月、今より状況が良くなっている可能性は低い。従って、1月以降もオンラインである可能性は高いというか、ほぼ確実だろう。
  • 出版業界からも良い話を聞くことはなく、来年とかどうなるんすかねぇ。私の本とか出るのかなぁ。

オンラインの圧迫

  • オンライン授業って、やっぱり修羅場だなぁ。子供はどう考えたって、ちゃんとやらないもんなぁ。え? やってないのはうちの子だけだって? たしかに……。
  • いずれにせよ、午前八時半くらいから、なんだかんだで午後三時近くまで父母、どちらかが面倒を見ることになる。で、オンラインが終わったら終わったらで、子供はフリータイムで家にいるわけで、結局、どちらかが相手をすることになる。
  • 正直、子供が寝るまで私は仕事にならない。就寝後、仕事を始めるから、当然、寝るのは午前二時を過ぎる。で、息子は午前七時には起きて、八時半からオンライン。どこかのタイミングでたたき起こされる。
  • やってられませんよ。

このミステリーがすごいより辻真先先生の方がすごい

  • 2021年版「このミステリーがすごい」発売。今回はなんと、名探偵コナン特集。ということで対談の依頼が。お相手はかの辻真先先生! 私にとってはまさにレジェンド。だって、子供のころ、熱狂して見ていた、特撮、アニメの脚本をガンガンに書かれていた方ですよ。
  • 対談はリモートで。緊張しました……。何喋ったか、よく覚えていない……。
  • いや、私のことなんてどうでもいい、辻先生、「たかが殺人じゃないか」で、このミス一位の座もゲット! かっこよすぎです、辻先生。御年88歳。ただただ、敬服。

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