怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

フリートウッドマックととにかくフリートウッドマック

  • 整体に行った帰り、うかうかと新星堂へ。いきなり、フリートウッドマックのニューアルバムを見つけてしまう。迂闊にもまったく情報を入れていなかったので、心底驚いた。ミック・フリートウッド、ジョン・マクビー、リンジー・バッキンガム、スティービー・ニックスの四人による、黄金期の「再結成」。クリスティーン・マクビーは残念ながら不参加だとか。メンバーチェンジをくり返しながら、90年代を乗り切ってきたバンドだが、やはりこの4人(5人)でなくては話にならない。「タンゴ・イン・ザ・ナイト」から実に16年ぶりの新作。
  • まだ聴きこんではいないが、全18曲。リンジーが9曲、スティービーが9曲。印象としては「ミラージュ」や「タンゴ……」より「タスク」に近いか。つまりは、リンジーのアルバムとスティービーのアルバムが一つになった感じ。とはいえ、スティービーの歌声の向こうに聞こえるのは、明らかにリンジーのギターである。ああ、幸せ。
  • リンジー・バッキンガムは私にとって、ベストシンガー、ベストソングライター、ベストギタリスト、ベストプロデューサーの音楽4冠男。神様に、「好きな人物に会わせてやる、一人選べ」と言われたら、リンジー・バッキンガムを選ぶだろう。