- 横浜の方にあるY氏の家に行く。「模型の殿堂」だった。部屋には模型がいっぱいあった。冬期迷彩ザク、シャア専用ザク、シン・マツナガ専用ザク、ジョニー・ライデン専用ザク、黒い三連星専用ザク、頭にジオンマークのついたザクや高機動型ザクもあった。キュベレイがあるかと思えば、青いゲルググが机に転がっていた。ジムスナイパーがかっこうよくできていた。
- 家には妹さんもいたようだ。怖がって一度も出てこなかった。夕食を食べ、家に戻ると、鍵がかけられていた。よほど恐かったのだろう。鍵は開けてくれたが、廊下を走って逃げていった。よほど恐かったのだろう。
- 殿堂の主人にピースコンを借り、ゴッグを塗った。人の休日、家におしかけ、シンナーをまき散らす34才であった。
- Y氏、ありがとう。