怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ワンダーフェスティバルと冬の怪獣たち

  • ワンダーフェスティバル2004冬である。世の中は「リセヴィネ」というものに染まっているが、こっちの目指すものは怪獣、怪人以外にあり得ない。
  • ワンフェスはすさまじい人出なので、いつもまず隣で開催されているトイフェスティバルに入場することにしている。会場前でコルクT氏と待ち合わせ。今回はトイフェスにも「会場限定品」が多数でる。その中に、X-PLUSのガラモンも入っている。なんと、ダラダマつき。並ばぬわけにはいかない。会場に突入すると、何やら列ができている。「ガラダマだ!」とT氏が並ぶ。5分ほどして何となく様子の違うことに気づく。へんちくりんなエイリアンの売場であった……。並ぶ列を間違える二人である。
  • トイフェス限定品は会場奥にブースを作り、すべてそこで販売することになっていた。各商品「販売開始時間」があって、それに合わせて並ぶ。当然、客たちは殺到。ブース前は黒山の人だかりである。係員は揃いも揃ってアホばかりで、目が血走った人々をどうさばいて良いか判断がつかぬらしい。結局、チョコエッグの人はA列、ガラダマはB列、グランセイザーフィギュア・磯山さやかサイン&握手つきはC列になった。販売開始まで約30分、また並ぶ。ガラダマは一番人気であり、長蛇の列。チョコエッグはそこそこ。磯山さやかはガラガラである。ここでは、本物の磯山さやかよりガラダマの方が人気があるのだ。10分ほどすると、サイン会にもけっこう人が集まり始めた。何となくホッとする。
  • ガラダマ購入。箱がやたらとでかい。しかも、袋なし! 「ガラダマ」とデカデカとかかれた箱を抱え歩き回ることになった。ワンフェス会場も含め、帰宅するまでに何度も「そのガラダマ、どこで買いました?」ときかれる。「トイフェスの会場限定品ですよ(いまごろ行っても買えないよぉ、べー)」と答える。
  • コルクT氏の要請により、まずグリコブースへ。タイムスリップグリコの「ウルトラマンスペシャルディスプレイケース」が3000個限定で購入できる。ダメもとで行ったところ、物は潤沢にあるらしい。買う。タイムスリップグリコ3-4のウルトラ関係のものが並べられるようになっている夢のアイテム。
  • 今回のワンフェスは主要怪獣メーカーが抽選落ちしてしまったため、いつになくテンションが低い。個人的には小鹿堂さんの落選が痛い。怪獣無法地帯さんは今回参加せず。YAMAKAWA造型部も落選。造型工房パオもダメだったとか。入場していきなり飛び込んできたのは、オーバーグラウンドさんのダダ、背広ケロニアである。欲しいぃ。しかし、ダダ、どうやって塗るねん。あきらめる。
  • 強力だったのは、レジンシェフとうけけ団。30センチ、バラン、2代目ラドン、ガバラ! クモンガ! カマキラス! 。しかし、ちょっと買えんわなぁ。つづいてかっぱ堂の40000円メガギラス。私がアラブの石油王だったら迷わず買っていた。CVFの66式メーサー車は完売。マーカライトファーブも完売(泣)。GーTEMPESTの2004ゴジラ、機龍も素晴らしい。90式メーサー車を迷うが止める。その後、浅井造型さんのところで、「モゲラ」の完成品を観賞。ウエストケンジのDF怪獣軍団もすごかった。しかし、「リアルデフォルメ」という意味がよく判らない。朝から並んだりしていたので、既に疲労困憊。今回のメインである、森下要さんのブースに寄り、ベル星人、ピット星人を買う。勧められ、ついガッツ星人も購入。その隣に、H.Bカンパニーというブースを発見。なんと、ZATメカを売っている。心惹かれたのは、「ZAT秘密基地」。そう霞ヶ関1-1-1にある円盤状の基地である。迷わず買う。
  • コルクT氏はシンナーマンT氏と連携して「リセヴィネ」も手に入れるつもりである。会場を出た後、シンナーマンT氏と落ち合う。シンナーマン氏は「リセヴィネ」をカートン買い。しかも、ケースまできっちり手に入れていた。コルクT氏はカートンの中から2ボックス購入。「ガラダマ」「グリコ」「リセヴィネ」と目的の限定品をすべて入手してしまった。T氏、恐るべし。
  • 疲れたので回れなかったブース多数。夏はがんばります。