- 我が家の隣に住むご夫婦には、女の子が一人いる。お母さんはけっこう厳しい人で、前々からよく大声で子供を叱りつけたりしていた。最近、子供も「大人」になったのでそういうことはなくなっていたのだが、ひさしぶりにでかいのをやったらしい。子供が閉め出され、わんわん泣きながら、玄関扉を叩いていた。謝るまで開ける気はないらしく、修羅場はしばらく続いた。いや、教育方針は人それぞれですから、何をしてもいいけどさ、自室の前で修羅場を演じられると、外出できないんですけど……。おかげでしばらく郵便局に行けなかった。やれやれ。
- それにしても、子供を育てるためには、あんな鬼のようなこともしなければならないのか。肉体的、精神的虐待についてはしてはならないことだし、最近はある程度、誰もが判ってきたことのような気がする。それと教育的指導の境目は、相変わらず曖昧なままだけれど。では、文化的虐待はどうなのだろう。子供が夢中になって読んでいる漫画をやぶり捨てるとか、一生懸命描いている絵を丸めて捨てるとか、日本ではそういうことはまだ平然と行われている気がするなぁ。自分の知らないことを理解できない親とか、「生き方」の選択肢が少ない親を持つと、子供は大変である。お隣の修羅場は「健全な理由」による修羅場であって欲しいものだ。私は親というものを信用してないし、尊敬もしてないので、女の子の泣き声を聞きながらそんなことを考えた。
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東京MXテレビには原点を感じる。何しろやってる再放送が「ウルトラマン」であり、「機動戦士ガンダム」なのだ。DVD時代にわざわざ放送を見るつもりもないのだが、何かの拍子につけると、けっこうやっていたりする。先日は「ウルトラマン」が「バラージの青い石」で、「ガンダム」が「戦場は荒野」であった。私の好みに合わせたかのようなラインナップ。
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「戦場は荒野」。「ガンダム」というアニメ、一部ではリアルロボットアニメと言われていますが、それがウソっぱちであることを示す一本。たしかに前半ではホワイトベース対ガルマ隊の駆け引きが見られ、中盤ではジオンのルッグンパイロットの泣かせる様が見られるのだが、問題はクライマックスですよ。シールドぶん投げてザクのコクピット潰すガンダム、崖からザクを突き落とすガンキャノン、マゼラアタック砲なんていくらあたってもびくともせんからねぇ。
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ちなみに、「お坊っちゃん育ちが身にしみついている。あまいな」「これで勝てなければ、きさまは無能だ」というシャアの名セリフが出るのもこの話。
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ただ、その一場面を見ただけで、テレビの前から動けなくなる。やはり「原点」の力。
鳥日記
病気だったジュウニマツを戻したものの、いまだ喧騒の絶えないトリスケ、トリヨカゴ。こちらの都合で第二子である「ロク」も一緒にしたものだから、もう大変。常にどこかで喧嘩がおきている。とほほ。十姉妹仲良し伝説危うし。困ったなぁ。カゴはこれ以上、増やせないしなぁ。写真は、一見、仲良さげなトリジロウ、ジュウニマツ、ロク。トリジロウとロクはトリヨを取り合っているらしい。他はそのとばっちりを食らっているのか?
- MGぼーる。