怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

無一文と救世主

Muho2006-03-02

  • ひさしぶりに「無一文」を経験した。学生時代は年中無一文で、パンの耳とかをタダで分けてもらったり、金持ちの後輩にたかったりしていた。でも、さすがに社会人になってからはねぇ。たとえ財布に金が入ってなくても、ある程度の貯えが口座にはある。だから、「無一文」にはなり得ない。それが財布を盗まれ、カード類もなくなり、本当の意味で所持金ゼロ。定期がなければ自宅にも帰れないところだった。スイカのチャージのおかげで、コンビニでパンが買えたりともう非常にスリリングな一夜であった。うん、こういうの、悪くないね。
  • キャッシュカードの発行には時間がかかるので、いつまでも無一文ではいられない。親切な俳優S氏に泣きついたところ、快くお金を貸してくれ、昼食、夕食もおごってくれた。感謝であります。
  • 今度新しく始める予定の習い事のことや、「仮面ライダーの私小説化」などについて七時間喋り、帰宅。
  • 保険証の再発行が一番スムースに進む。まったくもってありがたいことである。文芸美術国民健康保険組合万歳!
  • 財布盗難で判ったこと、その一。やはり警察はあてにならない。うっかり「盗まれた」と申告してしまったため、免許証の再交付で「警察に届けたか」とうるさくきかれた。仕方ないので、とりあえず交番に行き、その旨を告げる。予想していたことだが、テンションは低く、やる気はゼロ。こちらは七年間、警察に関係ある仕事をしていたので、そのくらいのことは判っている。で、別に届けなくても交付は受けられることを確認し、届けはださないことにする。最初からそのつもりだったから、そこで黙ってひっこめばいいのに、老齢の警官が出てきて、「本当に盗まれたんですか? 紛失ってことは? 書類が違うからね、そこのところははっきりした方が」とぽつり。つまりは「おまえが間抜けだから、どっかで落したかもしれんだろう。そんなことでわざわざ来るな」ということであり、その気になれば、相当時間、つつこみを入れられる「一言」でありました。これが警官のクオリティなんだなぁ。老齢の警官はさらに「ほら、ガラスを割られて入られたとかそういうことならね」とも。この件については、いずれ、どこかのエッセィにでも書かせていただこう。ちなみに、このアホな警察官たちがいたのは、大崎の交番ね。

  • スコープドッグ。

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