- 友人より情報をいただいた。ぬおお、まだあきらめていなかったのか、炭酸コーヒー。15年以上前、岩手で見つけた「コーヒースカッシュ」という飲み物は、目の前を暗くするほどまずく、岩手山登山に来ていた高校生数人に飲ませたところ、あっというまに体調を崩し、全員、頂上を踏めなかったという、実に効果的に飲み物であった。しかし、炭酸入りミネラルウォーターが売れてるからといって、コーヒースカッシュを発売するという考えは、「ガンダムのプラモデルが売れているから、イデオンのプラモデルも売れるだろう」とほぼ同義。
ネスレ日本は18日、炭酸入りコーヒー飲料「ネスカフェ スパークリング・カフェ」を22日から全国のコンビニやスーパーなどで発売すると発表した。
ネスレは、炭酸入りミネラルウオーターが売れるなど最近、炭酸飲料が見直されているとして、炭酸入りコーヒーを本格的に投入することにした。各国のネスカフェでも初の商品。
甘さは抑え、コーヒーの味わいと炭酸のシュワッとした刺激を同時に楽しめる。ネスレは「万人向けとは言えないが、はまる人ははまる」として、20―30代の男女を主なターゲットに売り込み、固定ファンをつかみたい考え。価格はボトル缶が140円、通常の缶が120円。
炭酸入りコーヒーはこれまでにも例があるが、「特殊な商品」とみられることが多く、一般には広がっていない。ネスレの参入で新ジャンルとして定着するか注目されそうだ。