- 新本格という動きが無ければ、私はミステリーを猛読することもなかっただろうし、自分で書こうなどとも思わなかっただろう。生まれて初めて手にとった新本格が「御手洗潔の挨拶」の文庫だったり、島田荘司氏の著作をリアルタイムで読んだのは「アトポス」が最初だったする私ですが、一読者として大変な影響を受けたのは事実。もの書きになった後も、ご挨拶はおろか、おそれおおくて傍を通りかかるのが精一杯という有り様でした。宇山日出臣様のご冥福をお祈りします。
- 最近、ぎょっとしたこと。アマゾンで「福家警部補の挨拶」を見てみたら、お届けが4週間から6週間になっていた。そんなバカな。そんなバカな。私ごときの本を6週間も待たせるなんて、どういう流通をしているのだろう? ああ、イライラする。うちにある5冊をアマゾンに回したい気分。