- どういう流れなのかは知らないが、本を頂戴する。その名も「円谷一 ウルトラQと"テレビ映画"の時代」(白石雅彦・著)。絶対に買おうと思っていたものです。ありがとうございます。心して読ませていただきます。朝日新聞のコラムでも激賞記事が出ていたので、気になっていたのです。たしかに円谷英二氏はともかく一氏については、単独本をほとんど知らない。常に英二氏や金城哲夫氏とセットで語られていたから。
- そして、天国にいる円谷一さん、いま、ウルトラマンは人間ふぜいに「コケにされた」と罵倒されバカにされる存在に成り下がっています。地球に接近する隕石を防衛軍より先にウルトラマンが破壊してくれたというのに、親のナナヒカリ隊員は「俺たちをコケにしやがって」とヤクザまがいの恫喝を浴びせ他の無能な隊員たちもうんうんとうなずいて去っていきます。誰がどうみても、コケにされたのは、ウルトラマンの方です。なぜウルトラマンはあんなアホな地球人に囲まれても、地球を守ってくれるのでしょうか。私にはさっぱり判りません。何てひどい時代なのでしょう。天国にいる円谷一さん、私が愛してやまないウルトラマンを助けてあげてください。あれではウルトラマンやそれを観ている子供たちがかわいそうです。