- 身内の通院に付き添い、病院へ。基本的には「ほぼ健康体」になっているのだけれど、薬の副作用やらもともと悪かったところやら、完全にすっきりしてはいない。今日はこの科、次はこの科とその度に待たされる。結局、丸一日かかってしまった。もう慣れたし覚悟もできたけれど、半日、仕事もできずただ椅子に座っているのは、どうにもこうにも虚しくて仕方がない。
- 帰宅してNHKの「プロフェッショナル」を見る。本日は宮崎監督のスペシャル版。新作に取りかかるまでの100日密着のような内容で、「プロフェッショナル」という感じではなかった。ただその中で、とある子供が「ハウルを作ってくれてありがとう」と言うワンシーンがあった。このシーンがもし作られたものであるのなら、それを指示したディレクターは天才だと思うし、打ち合わせなしの自然な言葉であったなら、この世にエンターテイメントが存在する唯一の意義を映し出した一瞬だったなぁと感動する。子供が作品を見て喜び、制作者に「ありがとう」と言う。これこそが究極だと思う。