- 推理作家協会の授賞パーティーに出かける。桜庭一樹さんの「赤朽葉家の伝説」は迷うことのない傑作であり、この一年、あれを越える読書経験はいまだない。桜庭さんとは、かって一度だけお会いしたことがある。でも、おそらくは覚えていらっしゃらないだろう……と編集さんを前にたてて、小さくお祝いを言いにいく。桜庭さんは、私のことを「ゴジラ」と記憶しておられた! いや、以前お話したのは、「仮面ライダー」についてなんですけど、まぁ、いいです。とにかく、おめでとうございます。「読書日記」も楽しみ。
- ひさしぶりに介護を離れ、自宅で眠ることができた。しかし、明日は通院介助。やれやれ。
- まだこのチームを「強いチーム」だと思っているヤツがいるとはなぁ。メークドラマより、記録だろ。それにしても、「優勝」だの「メークドラマ」だの周囲の論調が、昨年までの巨人と同じになってきたのが、何より腹立たしい。優勝なんてせんでいいのよ。ただ、その日その日の試合に勝ってちょうだい。14残塁とか完封負けとか、そういうこと、止めてちょうだい。
誰が３位狙いや!? ４位と低迷する阪神は２６日、甲子園で練習を再開。主砲金本知憲外野手（３９）は、逆転Ｖに強い闘志をみなぎらせた。２５日に優勝を目指せと号令を出した宮崎恒彰オーナー（６４＝電鉄本社取締役）に同調し、プレーオフ進出条件の「３位狙い」という考えを一蹴した。広島時代の９６年に、１１・５ゲーム差をつけた巨人に逆転された経験を持つ主砲が、同じゲーム差で再開されるリーグ戦で大暴れし、１１年越しの「メークドラマ返し」で巨人を追う。
