怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

河童展と金田真一耕之介の冒険

  • 友人知人が作品を出展している「河童展」に行く。今回で五回目。「毎年恒例」なってきた。会場におじゃまするのは、第二回以来。ごぶさたしていてすみません。恐ろしい河童あり、かわいい河童あり、正義の味方の河童あり、制作者のイメージによって、まったく違った表情を見せる河童は、イメージが固定しているようでいて、そこに作者の主観を盛りこむことができる、希有な素材だとあらためて思った。
  • 差し入れには、テペト星人をと思ったが適当なものがなかったので、とりあえず、「黄桜」の紙パック酒と先日のダブり食玩「ケムジラ」と「ベル星人」を持って行き、嫌がらせのように、ばらまいてきた。
  • 私がもっとも好きな河童は「漫画のらくろ」に登場する河童たち。猛犬連隊の一人デカ二等兵(?)を拉致したため、のらくろたちの怒りを買い、宣戦布告される。最後はのらくろによって川をせき止められ、「丘に上がった河童だ」と敗走する。目が大きくてかわいい河童たちだった。
  • 河童展は31日まで。興味のある方はぜひ。

 

第5回 河童展 〜幻影・未確認生物〜
7/19(木)〜7/31(火) 11:00am〜6:30pm 
 (水曜休廊 最終日5:00pm迄)
 アーティストガーデン 
 豊島区西池袋1-16-10 第2三笠ビル8F
 (JR池袋駅西口地下歩道出口8前)

 

  • 劇団☆新感線の新作公演「犬顔家の一族の陰謀」が公演中。
  • パンフレットには、サプライズ特典(?)として角川文庫をあまりにも忠実に模した「金田真一耕助之助の冒険」という文庫本が一冊、ついてくる。パロディ短編が収録されているのだが、そのうちの一本に参加させていただいた。
  • 宮藤官九郎演じる金田真一耕助之助が活躍すれば、どんなものでもオーケーということだったので、好き放題させていただいた。参加されているのは、中島かずき氏、戸梶圭太氏、光光一成氏、おかゆまさき氏、ほしよりこ氏、笹公人氏、うめ氏、喜国雅彦氏、解説には大森望氏。小説あり、漫画あり、短歌あり、解説あり、奥付、文庫目録まで再現。
  • あまりといえばあまりに凄すぎる。
  • サプライズとするため、公演開始までは内緒にということだったが、公演も無事始まり、見本も届いたし、ミクシイだしいいだろうと思い、書影だけ公開。
  • あ、私は「トランプ台上の首」を元ネタにした「トランプ台上でクビ」という短編を書きました。個人的には大ファンであるほしよりこ氏と同じ本に載っていることが最大の喜び。

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