- 中日ばんざーい。おめでとうございます。日本ハムは残念。CS勝ち抜いた時点で、何となくホッとしてしまったのだろうか。両チームとも、必ずしも戦力がすべてではないのだという野球を見せてくれた。的確な采配をすれば、勝てるのが野球だということを教えてくれた。監督が無能なチームは負けるということだ。
- 一夜あけて、予想通り、ピッチャーの交代が議論を呼んでいる。まったくもって贅沢な議論だ。交代がなかったら、完全試合を達成していたかのような盛り上がりだ。中日OBと称するコメンテイターが、交代を非難していた。アホかと思う。一点差の試合、日本一と完全試合、両方のかかったピッチャーに任すのと、日本一だけがかかったピッチャーに任すのと、どっちが良いだろう。中日のOBは、「一本打たれたところで変えればいい」と言っていた。その一本がホームランだったらどうするのか。三塁打だったらどうするのか。そこで岩瀬をだして責任を負わせるのか? 「それで負けてもファンは納得しますよ」納得できるかよ。数十年ぶりの日本一だぞ。しかも地元で。ここで負けたら、一日置いて敵地。勝ち星で有利でも、相手に部があるのは事実。この日での勝利にこだわったのは正解だと思う。もっとも、山井が自分から降板を申し出たという説もあるが。
- 私がここまで強硬に落合を支持するのは、記録にばかりこだわって、ボロボロになったチームを知っているからだ。落合采配を俺流というなら、そっちはタニマチ流だ。ずーっと試合に出続けるのがどうした、一年で80試合投げるそれがどうした。負ければ終わり。勝てば良い。ただそれだけだ。
- それでもやっぱり、日本ハムと戦うのは讀賣であるべきだったと思う。あらゆるところで、ねじれている。