- 本日は私が愛する劇団「KUSARE芸道R」(http://www.kusare-gd.com/) の公演に行く。題目は「俺とお前のムニテレビ」。タイトルから何かを類推しようしても無駄である。観たものにだけが判るこの幸せ。
- 作、演出はいつもの通り、岸哲生さん。どつき漫才を見ているかのような、究極ともいえるボケとツッコミの応酬が今回も約二時間。十秒に一度は笑える、恐るべき公演。「KUSARE芸道R」、一つの到達点であるように思う。これは、作、演出の「円熟(?)」に加えて、出演者の「お馴染み化」にも起因しているだろう。芸道の芝居ならこの人、このキャラ、このギャグといのがほぼ固まってきているので、見ているこっちとしては100%安心、してわくわく、集中していられるわけでありますよ。役者さんたちにとって良いか悪いかは判らないけれど、そうした定番化が安定感に繋がり、ステージと客席を包むライブの雰囲気をより盛り上げていたように思う。楽しい一夜だった。
- 引っ越しだなんだと言ってるにもかかわらず、むりやり、今日行ったのは、おかのみさとさんが9日と11日しか出ないから……というのは内緒。
- 前回公演で惚れた高橋弘幸さんは今回も出演。ああ、また惚れてしまった。どこまで素晴らしいのだろう。
- そして今回、私が惚れた、いや、恋してしまったのは、お天気キャスターだ! ああ、これは「野ブタをプロデュース」以来の衝撃。たまらん。根暗お天気キャスター。もっと、もっとやって。後半、普通のキャスターになってしまった。そんな、もっと、根暗でやってくれ。ああ、天気予報だけで二時間くらい見ていたかった。サインを貰えばよかったなぁ……。これだけ書いたんだ、次回公演にも、根暗のお天気キャスターは出てくれるだろう。
- ちなみに、岸哲生さんには、前号の「ミステリーズ!」に載った、福家警部補シリーズ「相棒」内で演じられる漫才の台本をまるまる一本、提供していただいた。ありがとうございます。さらには、理論社より出ている「オチケン!」登場の「岸弥一郎」。それはそのまま、岸哲生さんのイメージであったりする。無許可で出演していただきました。岸さん、許して。