- ようやく白戸修の短編を書き始める。白戸シリーズを続けていくうえで、一番大変なのは、彼をどうやって中野に連れていくか。今まで、すでに8回酷い目に遭っているわけですよ、彼は。ふつう、何があってももう行かないだろう。でも、行かないと話が始まらない。どうしようかと二日ほど考えてしまった。結局。中野に行くまでで、原稿用紙五枚を費やすことに……。
- 今回の短編は当初、単行本化のときのボーナストラックとして書き下ろしで入れようかと思っていたのだけれど、ネット上での連載ということになりそう。細部はまだ決まっていないけれど。そんなこんななので、好き放題やらせていただくことにする。いやもちろん、駄目ならボツになるだけだけど。
- 無法地帯の三人のうち、大葉は「警官倶楽部」に。これは「無法地帯」の半年ほど前の設定。多々見は「福家警部補」の「プロジェクトブルー」に。これは「無法地帯」の直前。成り行き上、のこりのもう一人が出てきて、これは「無法地帯」から数ヶ月後の出来事。うまく書けるかなぁ……。
- 「白戸修VS警官倶楽部」っていうのも考えてはあるんだけど、ボツですな。