- ふと気がつくと、スティーブン・セガールの主演作品がずいぶんとDVDになっていた。ここらでまとめて購入しておかないと、果たしてどこまで見たのか判らなくおそれがある。仕方なしにまとめて購入。沈黙シリーズというのは一体何本あるのか、それをきちんと把握したいと思っている人は世界で私だけであろうが、とりあえず、このブログにちまちまと記入していくこととする。今回購入したのは、「沈黙の奪還」「沈黙の傭兵」「沈黙のステルス」「沈黙の激突」「沈黙の傭兵」。「沈黙の奪還」と「奪還 DAKKAN」は違う映画なのであるから、間違えないこと。
義父の招きでルーマニアを訪れたセガール。だが、空港につくなり、義父の車が爆弾で吹き飛び、セガールの娘アマンダは何者かに誘拐されてしまう。原因は義父が関わっていた、ウイルス兵器。アメリカ、ロシア、地元警察、皆がウイルスを求め、セガールを狙う。アマンダを取り戻すため、セガールは怒り狂って、刃向かうヤツらを皆殺しにしていくぞ。
- 面白いかつまらないかと言われたら、これほどつまらん映画も珍しいと思う。その原因はただひたすら、タブタブに太りきったセガールが、恐ろしく強くて逞しい主人公を演じているからにほかならない。ただ内容はいわゆる複数組織による「争奪戦」で、私の好み。地元警察まで入れると三つの組織がそれぞれにウイルスを狙い、それぞれの場でセガールに叩きのめされる。そんな四つ巴の展開は面白いはずなんだけれど、なぜか、96分の映画が126分くらいに感じられる。
- 刃向かう相手に対しては、撃って、へし追って、目潰しを食らわせる。そんなセガールが見たい人ににのみ、お勧めする。気の弱い人は見ない方がいいし、気の強い人はもっと見ない方がいい。