怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

予防接種とさえない一年

  • 少し遅くなったが、インフルエンザの予防接種を受けに行った。近所の町医者に出向くと、予約もいらず、その場で熱だけ測り、医師の問診もなく、陽気な感じの看護士さんが現れて、「そろそろマスコミが騒いでますねぇ。この界隈ではまだ出てないみたいですよぉ」と言いながら、注射してくれた。この三年ほど、注射後、必ず熱が出て三日ほど寝こんでいる。それでは何のための予防接種から判らないため、今回は二日ほどゆっくり自宅で静養することとする。少しダルさがあり、ふらふらするけれど、いまのところ、発熱の兆候はなし。
  • たとえ話。私と三人の億万長者が共同で土地を所有しているとする。土地は四分割され、それぞれの名義になっている。その土地の隣に住む小うるさい学者が、「日当たりが悪いので木を切れ」と言いだした。仕方なく、植木屋に来てもらったところ、学者の日照権を妨げている木は、私名義の土地に生えていた。結局、木々伐採の費用は、貧乏人である私のみが負担することになった。今年は、「何で俺が?」「何で俺だけ?」というような身の不運を嘆くことばかりが起きた。一年を総括するには気が早いかもしれないが、ここ10年で最悪、あるいは下から2番目くらいのさえない年だった。