怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

二谷英明氏逝く

多くのアクション映画で二枚目スターとして活躍し、テレビの刑事ドラマなどでも存在感のある演技を見せた俳優の二谷英明さんが、7日、亡くなりました。81歳でした。
二谷さんは京都府舞鶴市出身で、大学を中退してラジオ局のアナウンサーなどを務めたあと、日活ニューフェイスとして昭和31年に映画「沖縄の民」でデビューしました。「ダンプガイ」の愛称で親しまれ、二枚目スターとして石原裕次郎さんや小林旭さんらとともに日活アクション映画の全盛期を支え、「赤い波止場」など100本以上の映画に出演しました。その後、テレビに活動の場を移し、刑事ドラマ「特捜最前線」などで存在感のある演技を見せ、平成4年に放送されたNHKの大河ドラマ「信長」では、織田家の重臣の平手政秀を演じました。二谷さんはボランティア活動にも熱心に取り組み、平成5年に発展途上国の子どもたちのために学校を建設するNPOを設立し、みずからカンボジアを訪れるなど積極的に活動していました。しかし、平成15年に脳梗塞で倒れたあと芸能活動やボランティア活動を休止し、福祉施設などで療養していました。

発展途上国に学校を建設するNPOを二谷さんとともに設立した脚本家の小山内美江子さんは、「ボランティアで一緒に訪れたカンボジアで、二谷さんが流ちょうな英語で話す姿が印象深かったです。療養中は、やつれた姿を人に見せたくなかったのか、見舞客には誰とも会わないでいました。俳優としてだけでなく私生活でもおしゃれで、格好よいスターの生き方を通した人でした」と話しています。

 

  • ああ……。
  • 本日は「凶弾」を見よう……。