- 書泉ブックタワーさんにて、朱川湊人さんとのトークショーに出演。「円谷プロ全怪獣図鑑」(小学館)の対談が縁で、呼んでいただきました。
- 朱川さんは「無限のビィ」、私が「福家警部補の追及」。なのに、語るテーマは「特撮」という、実に無法な会でありました。打ち合わせもあまり深くはせず、ぶっつけ本番で臨んだトークショーでありましたが、テーマがテーマなので、どこから攻められてもOK。1時間強、とても楽しくお話をさせていただきました。聴衆の皆さんはどうだったか、判りませんけど……。
- 特撮との出会いについて語る際、昔をつらつらと思いかえしてみたのですが、やはり決定的だったのは、中学のときに始まったウルトラシリーズの再放送。16時から17時までの二本立て。最初は「帰ってきたウルトラマン」でした。そこで学校から帰ってテレビを見るという(悪しき)習慣がつき、高校に入るころには、同時間に別チャンネルでやっていた「特捜最前線」の再放送を見るようになっていた。特捜との出会いがなければ、ミステリー小説を読む可能性も低くなっていたわけで、そうなると、今の自分はない。まあ、何だかんだで、自分の人生、特撮とミステリーは繋がっているのだなと再認識いたしました。
- ノベライズしてみたい作品は? との答えには、迷うことなく「大鉄人17」と返答。会場の皆様にもご納得いただけたみたいでホッとしました。偏愛の特撮作品は? の答えは「仮面の忍者赤影」。けっこう東映率が高くなりました。
- 朱川さん、ホントに楽しかったです。また機会がありましたら、ぜひ。