怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

トップによって生死が分かれる時代

  • 日本のトップはバカで、セカンドもバカで、サードもバカで、隅々に至るまでバカ揃いだけれど、日本にはまだ優秀な方も多くはないけれどもいらっしゃる。和歌山県知事もそのお一人だと思う。

 

maidonanews.jp

尾身さん(政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長)が『4日間、37度5分以上熱が出なければPCR検査をしなくてもいい』と言っていたでしょう。病理学を分かっていない。和歌山県は、『間違ったことを言うな、そんなことまったく聞きません』と言って、いきなりPCR検査をどんどんやりました。早期発見するためには、積極的疫学調査をどんどんやらなければならないのです。その仕掛けを県下中にビシっと作ってあります。

神奈川県は知事がわざわざ演説をして、積極的疫学調査の意義はなくなったと言った。そうしたら、感染者が大阪より増えてしまいました。いまは沖縄県が放棄しようとしています。これをやったら大爆発になるのです。

ちょっと怪しいなと思ったら、すぐに検査してもらって、陽性者を見つけたらすぐに隔離、入院させます。全員入院させておかないと本当に危ないのです。

 日本とヨーロッパを比べると、コロナの患者数と死亡者数が一桁違います。日本にはファクターXがあると言う人がいますが、そうではない。何が違うかというと、日本とアジア諸国には感染症法があるのです。感染症法があるから隔離ができますが、ヨーロッパではできない。そのため、ギリギリまで自由にさせておいて、最後にドッカーンとロックダウンする。ものすごい罰則がついていて、警察に留置場に放り込まれることもある。日本では、休業要請を無視しても過料が課せられる程度でしょう。しかし、罰則はありませんが感染症法がある。保健所が頑張って中抜きをすることができるので、感染者や死者が少なくなるんです。そういうことを全然分かっていない人がテレビで解説をしている。それが日本の悲劇です。