怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

問題外科と犬の目

  • さすが手術前日となるとドキドキである。
  • 入院時は慌てていたため、本や落語のテープをよく吟味しなかった。
  • 気を落ち着けようと手近の本を取り開く。筒井康隆の自選短編集ドタバタ編だった。面白おかしく読んでいたが、「問題外科」という短編が出てきた。やられた。
  • 米朝師匠の落語に逃避しようと聴きはじめた。「犬の目」という噺だった。人の目と犬の目を入れ替えるという医療SF落語である。米朝師匠はマクラの中でいろいろな医者について語っていた。外科のくだりはこたえた。

読書
「自選短編集ドタバタ編1」新潮文庫版(筒井康隆)