怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

弟子入りと悪戦苦闘

  • 今日は仕事の日。バリバリと仕事をして、寝る……のは嘘。今日は(も)模型の日♪
  • HGUCグフをジオニックフロント風に仕上げるべく、越智師匠に弟子入り。お仕事に追われる越智師匠を尻目に、M子氏の神の手を見る。おお、キャラメルマン1号! 買物帰りにGコレ5つ買い!! しかも、ランチとジム、ザクタンク、フェンリル仕様のザク!!! 神の手健在。「あーあー、シークレットが出ちゃった」とか言ってがっかりしてるし……。
  • こんなことをしている場合ではない。グフである。全身真っ黒に塗ったグフに塗料を重ねていく。塗料の種類まで書いて真似されると癪なので内緒。ブルーグレー系、明度の違うものを二色。細吹きが苦手、というかこんな繊細な塗り方をしたことがない私は、早くも悪戦苦闘。実はここだけで1時間半以上かかっている。
  • エナメル黒と茶をブレンドした越智さんスペシャルを全体に薄く筆塗り。溶剤で斑が残るよう拭き取っていく。この感覚は慣れとセンスであり、もう経験値を上げるしかないであろう。越智さんを100とすれば、私の経験度は0.1くらいなので、これまた悪戦苦闘。
  • いよいよドライブラシ。エナメル塗料二色を混合、少しづつ明度を上げながら、4回ドライブラシ。感動的なのは、やはりラストの1回。白に近いブルーグレーをエッジを中心に、筆の腹で残していく。全体の輪郭がくっきりと立ち上がって、一気に存在感が増す。最初は渋いグレーに見えていた全体色が、ここまでくると、あら不思議、絶妙のブルーになっている。
  • そして、気がつくと、午後9時。閉店のお時間になっておりました。越智師匠、どうもありがとうございました。
  • 手許にはとんでもなく格好良いグフが。午後4時から、飲まず食わずで5時間。この集中力を仕事に活かせれば……以下自粛。
  • とはいえ、グフはまだ完成していない。胴体の濃いブルー、ランドセル、関節部、シールドは自分で塗らなければならない。しかも、完成後には検閲あり! うーん、困った。コクピットのオレンジ、シールじゃダメですか? と早くも弱気な大倉でした。