怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

なつかしの会社とXファイル最終回

  • 夜、かっての会社の人と会う。会社の方は相変わらず色々あるみたいで、聞いていて飽きない。人を見る目がない人、というのは本当にいるんだねぇ。まぁ、私もその人に採用されたわけだから、どうしようもない人間の一人ということになるか。「俺は退職するぞファックス」は素晴らしかった。あと横領君も。
  • 今書いている短編について、いくつか取材をする。あのネタ、全部明らかにしちゃって大丈夫ですかね?
  • 中野散策。仮面ライダーのガシャポンが出ていたので、セット買い。ショッカー怪人シリーズも、ついにトドギラー、ヒルゲリラまで来た。いよいよ、イソギンチャックの出番ですわよ! 
  • 私は政治、経済ニュースにはまったく興味がない。だけど、ここ最近、日本中を騒がしているニュースについて、どうしてみんな、ああも同じ意見なのだろうと疑問に思う。まあ違う意見でも、とうてい言える雰囲気ではないのだろうけど。対応がどうのという前に、そっちの方が恐い。そんな私の目下最大の懸念は、ニュースが延びて番組の放送時間が変わらないかということ。
  • Xファイル最終回。全201話である。全部見ているわけではないけれど、ラストだけ視聴。これ見た日本人は100%怒るだろうな。信仰を持つ人々の作るものは、「敵に負けて死ぬことが敗北ではない」という余韻を持たせることができるので強い。目には見えない「次」を信じているわけで、それに「希望」を託すことができる。「希望」という最後の一言で、皆、納得できるのだろう。「金」にしかよりどころを見出せない日本人には、私を含め、ただ物足りなさだけが残る。だって、解決してないんだもん。希望って何よ。もっとも、最終回の続きは映画で見せるという企画もあるらしいけど。とにもかくにも、10年間に及ぶモルダー、スカリーの冒険は1話と同じロズウェルのモーテルでいったん幕。2012年12月22日までに好きなことをしておこう!

 

 

「特急さくら殺人事件」(脚本・山浦弘靖 監督・竹本弘一) TBSチャンネル

  • 博多から特急さくらに乗った日下刑事は、洗面所で女性の他殺死体を発見。だがその直後、何者かに後頭部を殴られ気絶してしまう。気がついたとき、女性の死体は消えていた。車掌に依頼し、列車内をくまなく捜索する日下。しかし、死体は発見されなかった。数日後、佐々木ユキというタレントが自宅マンションより転落して死亡した。現場に向った日下はユキの顔を見て愕然とする。彼女こそ、特急さくら内で死体となっていた女性だったのだ。彼女はさくら車内で殺害され、現場へと運ばれたのだろうか。だが、走行中のさくらから、犯人は死体とともにいかにして消え失せたのか。日下、亀井両刑事は、佐世保に向い、特急さくらに乗る。十津川警部に宝田明、亀井に犬塚弘という、今となっては異色のキャスティング。ドラマとしてけっこう力が入っており、ストーリーは単純だが見ごたえはある。東のハコネ、西のセノハチ。あのトリック解明を実写で見せられるとさすがに迫力がある。今はもう行われていないのだろうなぁ。あの辺の駅はどうなっているのだろう。