- 「ジェットマン」のDVDボックスを借りた。ああ、「ジェットマン」。私の特撮オタク歴は、何度かとぎれている。こんな私でも、38年間、日夜熱狂していたわけではないのである。最後の休止期間は、大学に入りたてのころ。「ライブマン」と「ジバン」のつまらなさにあきれ果て、見るのを止めた。そこから三年ほどは緩やかに、オタク生活から脱却しつつあったのだ。本当だ。本当だって言ってるだろう。そうした状況を綺麗にひっくり返したのが、「ジェットマン」だ。忘れもしない、なにげなくつけたテレビに映し出された第5話「俺に惚れろ!」。ああ、あのときあの時間にテレビをつけなければ、「ジェットマン」という存在を知らなければ、今の人生、少しは変わっていたかもしれません。
- あまり好きではない大河ドラマ。それでも、何となく最終回だけは見てしまう。「新撰組」も最終回だけ見た。そして今年、「義経」も最後の30分だけ見た。次々に家来が討ち死にして、弁慶立ち往生、そして、義経の最後……とともに祠の屋根が爆発して、ピカピカ光りだした。もう大爆笑。これほど笑ったテレビもひさしぶり。やってくれるなぁNHK。受信料、払ってやろうか。