怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ひさしぶりに「マイク&ザ・メカニクス」

  • ジェネシス「LIVE OVER EUROPE 2007」の余波で、ふと「マイク&ザ・メカニクス」のことを思いだし、検索をかけた。このバンドは、ジェネシスのギターリスト&ベーシストであるマイク・ラザフオードが率いるバンドで、1985年(?)デビュー。「ジェネシス」が1987年に「インビジブルタッチ」をだしてヒットを連発するなか、「マイク&ザ・メカニクス」も唐突に「オール・アイ・ニード・イズ・ア・ミラクル」をヒットさせ、「ジェネシス」に熱狂していたこっちも驚いた。その後も「リビングイヤーズ」などのヒットをだしつつ、1999年までにベスト盤を含む六枚のアルバムを発表。地味だし、これといった訴求力はなく、これを聴いて人生が変わるってことはないけれど、良質でバックに流れているとついうれしくなるような曲が詰まっていた。特に1995年の「Beggar on a beach of gold」に収録の「OVER MY SHOULDER」は珠玉の名曲。ところが、2002年(2000年? 2001年説もある)に、ボーカルの一翼を担っていたポール・ヤング(エブリタイムゴー♪とは別人)が心臓発作で死去。これはかなりショックで、「ああ、マイク&ザ・メカニクスもおしまいかぁ」とここ数年は存在も忘れていた。ところが、検索の結果、2005年にアルバムをだしている!! 知らなかったとは、不覚。ポールヤングがいなくても、バンドにはポール・ギャラックがいる。彼をフロントに押し立てて、音もずいぶんと変え、再出発したらしい。
  • いま、部屋には地味で思わず引きつけられるほどの力はないけれど、良質で聞こえてくるとちょっとうれしくなる「マイク&ザ・メカニクス」が流れている。全9曲。ネットの感想に「良いアルバムだが、短い。せめて15曲は欲しい」というのがあった。バカだなぁ、残りの6曲はポール・ヤングのために空けてあるんじゃないか。
  • 「マイク&ザ・メカニクス」のヒット曲「ALL I NEED IS A MIRACLE」は本当に暖かで良い曲。この曲とピーター・ガブリエルが1986年にだしたアルバム「SO」収録の「SLEDGEHAMMER」との出会いがなければ、いま、こうして音楽を聴いていることはなかったと思う。あぁ、やっぱりジェネシスだぁ。

 

MIKE+THE MECHANICS

MIKE+THE MECHANICS

 

 

 

SINGLES 1985-2014+RARI

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