怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

「退院するわ」と「そんな情報はありません」

  • 病院へ身内の見舞いに行く。せいぜい十日の入院と思っていたが、検査に時間がかかったのか、いまだ退院の声はかからない。身内は死にもの狂いで退院したがっていて、何の根拠もなく私に「週末には退院するかもしれないわ」とか言う。慌てて確認しに行くと、そんな事実は皆無。どうやら医師の「明日で予定していた検査が終わりますね」の言葉を「退院」と勝手に受け取っていたらしい。退院といっても、そりゃ、本人はタクシーに乗るだけだから気楽なものだろうが、こっちは、その日、その時刻に病院へ出かけ、退院の手続き、支払いなども済ませ、身内の家まで送り、当面の食料を買ったり、諸々やって丸一日ぶっ潰れ……なのである。本人があまりにも「退院」「退院」と口にするから、医師の方も「そんなに言うならうちに帰って、あとは外来で」なんてことになる。で、外来では結局対処できず、今回のようにあらためて入院になる。二度手間、三度手間、要領が悪すぎる。私が子供のころは、ちょっとした自己主張を「我が儘」と決めつけ、その度ごとに鬼の形相で火が燃えさかるごとく怒り狂ったくせに、いまは自分が我が儘放題だ。出来の悪い親を持つと一生苦労させられる。ぷんすか。
  • とあるドラマ、三話ほど見た時点で犯人は判ったし。ああ、これは確信犯で、別に隠すつもりはないのだなと見ていたら、制作者側はめいっぱい隠していたつもりだったらしく、「じゃーん」って感じで真犯人が出てきたのには唖然呆然。

  • 「ウォッチメイカー」を読むべく書店へ。いつもの棚を探すが、どこにもない。仕方なく店員さんにきく。タイトルを言ったところ、すぐに売り場へといき、本を持ってきてくれた。「ウォッチメイカー」2200円か……。

  • スコープドッグ。

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