怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

介護は問題だらけと三方全員損

  • 朝からヘルパーの責任者と覚しき人より電話。身内がヘルパーさんをマンション内に入れようとしないのだという。昨日のことと関係もありそうだが、とにかく、何か気に入らないことがあって、嫌になったのだろう。身内に電話し、誰のおかげでいま生きていられるんだ、ヘルパーさんを追い返すなどもってのほかと怒鳴り、責任者には、中に入って身内と会うのが仕事なのだから、どんな手段を使ってもいいから、死ぬ気に中に入れと怒鳴り、電話を切る。その後、どこからも何も言ってこないので、何とかなったのだろう。私の対応を酷いと思う方もいるだろうけれど、ここで私が仕事などを切り上げ実家に行き、すべてを丸くおさめたところで事態は何も解決しない。「ああ、こうやれば血縁者が戻ってきて何とかしてくれる」という前例を身内とヘルパーの双方に与えるだけだし、それでは、介護をお願いしている意味がない。ヘルパーさんのありがたみを理解しようとせず、我が儘放題に振る舞う身内にも問題があるし、身内の感情を損ねるまで何も気づかず手もうたず放置していたヘルパーにも問題があるし、身内の面倒より自分の生活や仕事を優先している私にも問題があるのだろう。まぁ、介護に「完璧」はあり得ないので、それぞれ痛み分けということで、問題を引きずりながら生きていくことにしよう。