怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ひさしぶりの習い事と平穏な生活

  • 昨日はひさしぶりに習い事へ。三ヶ月ぶり。駅からの道のりを完璧に忘れていた。何とかなるだろうと思い、歩いていくとあっさり道に迷う。散々、放浪した挙げ句、偶然から正規のルートを発見。10分遅刻。すみません。
  • 身内が施設に入って約一ヶ月強。もろもろの雑用も片づき、約四年ぶりに生活が平穏を取り戻しつつある。この数日は、一日の間に、何もすることのない時間がぽっかりできたりする。こんな経験、二年ぶりくらいだ。これが、普通の人の生活なのか。しかし、介護に忙殺された36歳からの四年間。その間に逃したチャンスは、いっぱいあるんだろうなぁ。最近、何度も相談を受けるので、前にも書いたことをもう一度。介護に必要なのは、金と人手。出費はいざその場になってみないと判らない。事前に整備できるのは、人手。近親者の介護にどれだけの人間が協力してくれるのか。それだけは見極めておくべきだと思う。介護に従事する人間が1人から2人になっただけで、手間は半分になる。1人と2人の差は、大きい。
  • 介護離職などの問題とともに、比較的若い人が介護に従事しなければならないという問題もある。でも、そんなのは簡単だ、年寄りと若い人、どっちが大事か考えればいい。なぜ、親の面倒を見るために、子供がその後の人生を犠牲にしなくてはならないのか。育てて貰った恩なんて、とっくに完済している。そんなことに縛られて介護をして、介護人が死んだとき、あとに何が残るのか。別に苦しんでいる親を放置しろとはいっていない。見捨て方にもいろいろある。自分に一番合った見捨て方を、若い人は早く探すべきだ。そうしないと、自分自身が世界から見捨てられる。誰かが助けてくれるなんて思っていたら、大間違いだ。