- 前回の秘密会議のさい、ふと話題に出た、石川賢氏による「ウルトラマンタロウ」。どうにも読みたくてたまらず、注文する。大体、どのようなものかは聞いていたのだが、そのすさまじさは一読必殺。全一巻ではあるけれど、破壊力は全100巻なみ。
- 我が親は漫画に対して酷い偏見を抱いていたので、家の中ではおおっぴらに読めなかった。そこで、当時、河原町三条にあった本屋で、散々、立ち読みをした。多くの漫画を読んだけれど、記憶にこびりついて離れず、本屋に行くたびに何度も繰り返して読んでしまうのは、石川賢作品と藤子・A・不二雄作品だった。
- ちなみに、本屋の隣は朝日模型という模型屋であり、ウォーターラインシリーズをよく買った。ニッパー、接着剤など、工具、溶剤関係の知識は戦艦を造りながら覚えた。塗装などの基本をほぼ体験した直後に、ガンプラブームが来たのは、運命なのだろう。そして今年はガンプラ30周年。私にとっては、ガンプラ30執念である。