- フクロウ小説の取材ということで、牛久にある、「猛禽屋」さんに行ってきた。
- 鳥繋がりの方のご尽力で、実現した夢のフクロウ取材。先方との連絡から集合に至るまで、すべてお任せになってしまい、私はただついていっただけ。すみません。当日は本当にありがとうございました。この場を借りて、もう一度、御礼を。
- 「猛禽屋」さんは、鷲などの猛禽を中心に販売や調教などをされているお店。駅からタクシーで10分ほど。山間の広々としたところに、鷹やフクロウたちがわんさといた。
- 鳥たちは、お日様を浴び、悠々ととまっていた。雨が降っても、基本的にはそのままにしておくのだそうだ。健康な鳥の羽は油がばっちりで、雨粒なんて簡単にはじくとか。
- フクロウは屋外に8羽ほど。屋内にもシロフクロウを含め10羽ほどがいた。私が惚れたのは、アフリカワシミミズク。目つきがたまらん! オーナーの藤田さんは、ミミズクがヒヨコを食べるところを見せてくれた。細い嘴のくせに、ヒヨコ一羽を丸呑みしてしまうのだ。一日、10羽くらい食べるらしい。
- 従業員なのか、お客さんなのか、男の方が数人いて、鳥の世話をしたり、鳥話に興じていた。中にはフランス人やペルーの人もいて、猛禽は国境を越えていた。フランスの人は、ハヤブサを連れていて、一緒にいった方は、悩殺されていた。フランス人ではなく、ハヤブサに悩殺されるところが、その方らしい。
- 店の奥では、餌用ウズラの解体が行われていて、なかなかの見物だった。パキペキという音がたえず響き、数百羽のウズラがホイホイとパッキングされていく。内蔵抜きは120円、そのままは100円くらいだとか。作業に当たっているお二人もとても気さくで、いろいろと興味深い話をしてくれた。
- お店には取材もたくさん来るとかで、慣れていらっしゃるのだろう、サービス満点、写真取り放題、質問し放題。本当に夢のような一日だった。
- フクロウを飼っているわけではないけれど、楽しかった。ありがとうございました。