- 中央区から不吉な封書が来たので開けてみると、身内の「後期高齢者医療保険料」を納めろという書類だった。2月、3月分、しめて29400円を即刻払え。今後は現金引き落としの手続きをしろ。毎月、14700円いただくからな、という内容だった。いずれ来ると判ってはいたが、いざ払うとなると莫大だなぁ。これを苦に自殺した人もいるというが、判らない話ではない。ただ、制度自体に反対ではない。老若男女、金はとにかくふんだくればいいと思う。問題なのは、ふんだくった金が、全然、有効に使われていないことだろう。一人を介護するため、一人が人生を棒にふらねばならない世の中は、何とか変えて欲しいものだ。介護をしているとき、介護保険も医者も親類も何もかもひっくるめて、クソの役にもたたなかった。唯一感謝できるのは、意識不明になった身内を救急車で搬送してくれた救急隊員くらいだ。ちゃんと実用性のある制度を作って運用してくれれば、多少のお金はきちんと払いますよ。
