怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

小賢しいでも凄い

東映で現在のライダーシリーズの陣頭指揮を執る白倉伸一郎執行役員(45)は、ライダー第1世代。「ショッカーの改造人間である仮面ライダーが、いわば親にあたるショッカーと戦うのがオリジナルの石ノ森先生の構図。底に流れるテーマを継承する義務を感じている」。宇宙から来たヒーローが大怪獣を倒す話に比べ、ライダーは「地べたに近い」世界観。「ベースが人間同士だから戦争のメタファーにもなりやすい。善が悪を倒す単純な図式にしてしまうと子供には危険、という考えを今の番組にも反映させている」と話す。

  • 善が悪を倒して何が悪いのかと思う。こういう小賢しい考えが、子供番組を引っかき回してきたんだよなぁ。
  • その一方で、こういう小賢しいことを考えなければ、ライダーも生き残ってはこれなかったんだろう。そういう意味で、偉大なる執行役員とも言える。
  • 第一、第二世代の中にも、保守的に過去を守ることだけを考えて喜んでいる私のような人間と、引っかき回すことで新しいものを作り出す人間と二通りいるということか。