- 新宿高島屋で開催中の「円谷英二 特撮の軌跡展」に行く。初日だというのに、けっこう空いていた。
- 円谷英二! と謳うわりに、ゴジラ関係の展示はほぼないに等しい。メインはひたすら初期ウルトラ三部作。台本や日記などの現物が展示されており、「おお!」という部分もあるが、大半は着ぐるみをぼんやりと展示してあるだけのきわめて凡庸な内容。初心者にはマニアックすぎ、マニアには初心者的すぎるという、中途半端のツボを突いていた。
- ただ、「悪魔はふたたび」の特撮セット再現は一見の価値あり。アボラスの着ぐるみがおめ目ぱっちりになっているのだけは修正して欲しいが。
- 結局、モニターでダイジェスト放送している、「ペギラがきた!」「悪魔はふたたび」「悪魔の棲む花」をじっくり見て、回覧終了。
- 大して特撮に思い入れもない人たちが、こんなもんか、と作った展示を見るより、作品そのものをじっくり見る方が、よほど楽しいということか。
- 展示を見た後は、怪獣好きの友人たちと飲み、あまりに楽しい三時間を過ごした。