怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ワンダーフェスティバル

  • ワンダーフェスティバルの日である。我が人生の何分の一かは、この日のためにあるといっても、過言ではない。
  • 前日までは「まぁ、11時ころ言って、11時半ころ入ればいいか」などと考えていたのだが、当日、目覚ましも鳴らぬのに、午前7時に目が覚めた。仕方なく、身支度をして、コーヒーを飲み出発。午前9時15分に国際展示場前駅着。延々と続く列を見ても驚きはしない。このくらいは覚悟している。橋を二つ渡り、観覧車が近くなってくると、さすがに動揺し始める。結局、最後尾は観覧車の前、つまり、臨海線一駅分である。こんなことなら、一駅手前でおりれば良かったのだ。
  • 列が動きだしてからは、比較的早い。午前10時半入場。皆、企業ブースのあるDブロックに殺到しているのか、アマチュアディーラーブースは比較的空いている。
  • 今回は会場内で、初めてお会いする方と待ち合わせている。掲示板にも書き込みをしていただいたCHANDASさん。当初は午後落ち合う予定であったが、携帯で連絡をとると、ショッカー、デストロン怪人を中心に立体化している「ヘルバレイ」さんブースにおられるという。さっそく、そちらへ。「ヘルバレイ」さんは今回、「レンズアリ」を再販。前回買い逃し、くやしい思いをした商品。CHANDASさんのご助力もあり、無事購入。お互い見たいブースがあるので、午後、もう一度お会いすることを約束し散会。
  • まずは小鹿堂さんに直行。新作「ガラン」「巨大ヤプール」は売り切れ。どしぇー、そんな……。気をとり直し、「楽園都市機甲兵団」さんへ。迫力ある「バキシム」に惚れたのだ。ブースの方としばし「バキシム」について歓談。つづいて、「D-tech」さんのブースへ。紋次郎ゴジラが狙い。言って判ったのだが、限定五個! ラスト二個になっていた。危ない、危ない。少しホッとして、今回は見送らせていただく、「YAMAKAWA造型部」さんやソフビ完成品「ゴモラ」が控える「パイロットエース」さん、金銭的理由から今回は見送らせていただく「海豹屋」さん「風船スカイドン」などを見て回る。「海豹屋」さんの新作大阪城破壊バージョン「ゴモラ」は絶品の出来で、迷いに迷ったのだが、とりあえず、後回しにする。ふと思い立ち、本日のメイン「けちゃっぷ堂」さんへ。バカでかいキングマイマイが鎮座している。「怪獣造りに命をかける」あの親父は健在。今回は、もうお一人、少しお若い方もご一緒。今回出品の原形はすべてその方が手がけたとか。「ザニカ」「ノコギリン」を購入。なんと、ラスト一個! 危なかったぁぁ。でかいキングマイマイは……すみません、今回は勘弁してください。
  • 会場突入、30分、おおよそ、欲しいものは買ってしまったではないか。一息ついて、「怪獣無法地帯」さんへ。「シーモンス・シーゴラス」セット先行販売中。うーむ、恐ろしい出来だ。造形家の村田さんに、とうとう私の顔と名前を覚えられてしまった。素通りもできず、セットを購入。無限に金がなくなるため、ここは最後にしておこうと決めている、「かなめみお」さんブースへ。今回は「バド星人」「ガバドンA」「グリーンモンス」という大盤振る舞い。ああ、どれも素晴らしい造型で目が眩む。しかし、前回ワンフェスで買い漏らした「ヒトデンジャー」「カメストーン」「ノンマルト」もケアしなければならない。いくら迷っても決められないので、「ヒトデンジャー」「バド星人」の組み合わせにする。次回は「カメストーン」「ノンマルト」の予定。
  • さて、狙ったアイテムもほぼ購入したので、あとはのんびり見て回る。「酒井ゆうじ造型工房」さん、一級品の造型だが、「猿芝居映画」からのチョイスはダメ。「イーグル」さんの30センチ「ベムスター」、ごめんなさい、ちょっと凶悪すぎて、私のイメージではなかった。「レジンシェフとうけけ団」さんの「ドゴラ」は今回出品作の中でナンバー1。ただし、買うかどうかは別問題。私が富豪なら、迷わず買っていた。「浅井造型」さんの「ゴジラ対モスラ」もついに完結。でも、高い。手がでません。
  • 携帯にコルクT氏より連絡。T氏は同時開催中のトイフェスティバルから回り、銀河鉄道999関係の限定品をひたすらゲット。ワンフェス会場内でも並んでクリアバージョンを手に入れたという。入口付近で合流。T氏は私のために、トイフェス限定「X-PLUS」の軟質ソフビシリーズ「グリーンモンス」を買ってくれたのだ。でかいグリーンモンスがぐにゃぐにゃですよ。たまりませんよ。
  • その後、シンナーマンT氏も合流。トイフェスに向かう。アジア圏で拡大する特撮系パチモンに目のないシンナーマンT氏。くじ引きをして、韓国製の不可思議なロボットの玩具を当てていた。タイの新ウルトラマン「ウルトラマンエリート」の話題を交わしつつ、私はCHANDASさんとの待ち合わせ時間があったので、再び、ワンフェス会場へ。待ち合わせ場所は「小鹿堂」さんの前。CHANDASさんのお知り合いのナリーさんをご紹介いただき、今回の収穫話からガレージキット、モデラーのあるべき姿などを熱く語る。CHANDASさんのホームページ「怪人王国」は必見。くわしくは、掲示板をどうぞ。さらに、ナリーさんのホームページも超絶技。ネットで知り合った方と実際に会う、という経験は初めてでしたが、場所が場所だっただけに、全然、初めてという気がしませんでした。楽しかったです。時間が充分になかったのが、残念。いずれあらためて、じっくりと。
  • 荷物を抱え、帰宅。疲れに疲れたけど、収穫の多いワンフェスでした。財布の中身はすっからかん。
  • 次は8月だ。暑かろうがなんだろうが、オレは行くぜ。