怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

都ホテルでの格闘

  • わけあって京都。
  • 都ホテルなんて高尚なところに宿をとったのには訳があるのだが、それは後日。
  • 蹴揚の風光明媚な場所に建つホテル、しかも到着と同時に晴れた。でも観光になぞ行かず、部屋に閉じこもって仕事する。食事は奮発してルームサービスを頼み、ハンバーガーを食べた。恭しいおじさんが運んできて、「お手間でなければ、お済みのお皿と盆は部屋の外におだしいただければ」というので、了承する。
  • さて、食べ終わって、外にだそうとしたのだが、部屋のドアはけっこう重く、そして、手を離すと勝手に閉まる。重い盆を抱えてドアを開けるのは、それだけで一苦労。さらに、ドアは当然、自動ロック。迂闊に廊下に出て盆を置いていれば、ドアは閉まり、汚れた皿と共に廊下に取り残される。しかし、盆を床に置きながら、重いドアを支え続けるというのも至難の業。では、キーを持ってでればいいと思われるかもしれないが、カードキーはドア横のボックスにささっており、それを抜くと部屋の電源が喪失、電気が消え暗闇になるのだ。二重三重の罠。何としても乗り越え、汚れた皿と盆を廊下に置こうと奮闘するが、どうにもならず、これは素直に電話をかけ取りに来て貰おうと考えた矢先、手がすべって、汚れた皿と盆、それに、こっそり避けておいたタマネギのカスを廊下にぶちまけているのが、今の私。

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