ということで、公式では発表となったようです。アニメ版「ゴジラ・三部作」のノベライズを担当しました。えー、皆さんが期待されるのは、大樹連司さんが書かれた前史二部作のような、怪獣好きが身悶えするような躍動感あふれるものだと思いますが、今回は映像化されたもののノベライズなので、ストーリーラインはあくまで映画準拠のものとなっています。ただ、視点や構成は小説に合わせ変えていますし、映像では伝わりにくいゴジラ撃退作戦の詳細なども補強しています。あらためて映画を見て思ったのは、「怪獣惑星」と「決戦機動増殖都市」は対怪獣撃滅作戦ものとして恐ろしくよくできているということです。そのあたりの緊迫感、スピード感、かっこよさなどを小説であらためて感じていただければと思います。完結編「星を喰うもの」は……何ていいますか、心のどこかでゴジラを応援したくなります。そういう意味でも、ものすごく形は変わっていますけれど、実は怪獣映画の真ん中を行っているのではないかと。