- ミステリマガジン1月号発売中! 海外ドラマレビューは「チェルノブイリ」。もちろん「フクシマ」を画面の向こうに見てしまうのだけれど、台詞から、今の日本が見えてくる悲しみも。
- 何がすごいって事故原因を究明する科学者の台詞が今の日本に取って耳の痛いことばかり。 事故から数時間後の会議で、チェルノブイリ原子力発電所所長の言葉。
「第一に事態は制御下(アンダーコントロール)にある」
- 裁判において、政府の圧力を無視し真実を語った科学者の言葉。
「危ない橋を渡っているのは連邦です。秘密とウソばかり。それが我々の姿です。真実が牙をむけば数々のウソで隠し忘れようとする。でも真実は消えない。ウソをつくたびに、真実へのツケがたまる」
「爆発を招いた本当の原因はウソだ」
- そして、自殺した核物理化学者による締めくくりの言葉。
「ウソの代償とは? 真実を見誤ることじゃない。本当に危険なのはウソを聞きすぎて真実を完全に見失うこと」
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