- 仕事の関係で「暗闇仕留人」を見直すハメとなる。1話みたら、案の定、止まらなくなる。本日8話まで。
- 桂枝雀師匠の「宿替え」を聴く。子供のころ、もっとも好きな噺は何かときかれれば、この「宿替え」と答えていた。爆笑噺の王道が枝雀師匠の演出で手がつけられないほどに面白くなっている。ラジオで放送したものをテープにとり、何度も聴いたものだ。今回聴いたのは、CD全集に収録されているもの。やはり慣れのためなのか、個人的にはかってのテープバージョンの方が好みだった。特に冒頭の夫婦の会話。CD版では途中まで奥さんの視点を消している。夫が奥さんの言葉をきき、それを独り言の形でくり返す。それがどうも不自然で。しかも、奥さんの視点は途中から出てくるわけで、どうして冒頭だけ、夫一視点に変えたのか謎。とはいえ、腹を抱えて笑える噺であることは間違いない。落語をこれから聴き始めたいと思っている方には「宿替え」がお勧め。