- 入院したのは大正解で、朝には平静を取り戻す。こうなると、あとは腸が動き出すのを待つだけである。
- 今回は落語のテープを持ち込んだ。
- まずは三笑亭可楽師匠の「らくだ」 。大ネタであるが、かなりあっさり目に仕上げられている。師匠の語り口そのものがあっさりしているから、どんな噺もそうなってしまうのか。東京版、上方版、共に大きな差異はない。上方版は桂米朝師匠のテープを持っている。しかし、らくだの頭を剃るところで終わっており、サゲまで聴いたのは、この可楽師匠のテープが初めて。立川談志師匠の一人会でも聴いたことがある。「最後までやるよ」と始められたが、ネタが膨らみに膨らみ、時間切れ。とはいえ、これまで聴いたベスト「らくだ」は談志師匠によるもの。
読書
「首断ち六地蔵」(霞流一)