怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

二階ぞめきとパノラマ島

  • ガンダムコレクション6を買うため、「マエストロ」へ。2箱購入。並び違うが、基本的には同じアソートを引いたらしい。イフリート、量産型ゲルググ、量産型ガンキャノンなどが出たので満足。M子氏の神の手は、あっさりと収納状態ガンキャノンを引き当てる。ドラッツェも頂戴してしまう。ありがとうございます。さて、シークレットorレアアイテムはガトーゲルググ、肩の赤いブルーディスティニー2号機であるらしい。ブルーシリーズは1号機がダブったのみでしょんぼり。イフリートを含む「ブルー」シリーズはお気に入りなので、何としても揃えてやるぅぅぅぅぅぅ。
  • 夜は末広亭へ。主任を鈴々舎馬桜師匠がつとめているのだ。少し遅れていくと、場内は満員。ツアー客がいるらしい。五街道雲助師匠の「親子酒」から聴く。アサダ某のマジックが鮮やか。現場で勝負の話術はさすがです。落語2席で中入り。お腹がすいたので、アイスモナカを買う。末広亭は4年ぶり。椅子などは変わってもアイスは変わらない。中入り後は、何といっても柳貴家小雪師匠の曲芸。寄席はこれだから面白い。そしてトリは馬桜師匠。演目は「二階ぞめき」である。吉原通いがすぎる若旦那を何とか家に留めておこうと、二階に吉原そのものを作ってしまう……スケールの大きな噺。師匠も言われていますが、この噺は、古典の知識テストを受けているようなもので、歌舞伎等に相当通じていないと、何が何だか判らない。師匠もそのあたり、「このくらい判るでしょうね」と攻撃的にぐいぐい押してくるからたまりません。二階に広がる吉原の光景といい、そこで白日夢に浸る若旦那。これは見ようによっては狂気ともとれるわけで、乱歩の「パノラマ島奇談」を思い出した。
  • 大変に楽しい一夜、明るい気分で帰途についた。これからはちょくちょく顔を出そう。