怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ボロボロメカニコングと獅子の時代オリジナルストーリー

  • 朝、布団の中でうつらうつらしていると、「パソコンを無料で引き取る」と連呼しながらトラックが通る。またうつらうつらしていると、近所の犬がわんわん吠えている。「朝早くから何たること、どうしてくれようか」と時計を見たら11時半であった。私が悪い。
  • 寝坊をしたせいで、あっという間に日没。棚に押し込めてあるガレージキットの整理をする。「サンダ対ガイラ」や「タロウ対バードン」、「マグマ星人」やら半ば忘れていたキットが出てくる。いい加減に塗装してしまったビリケンのメカニコングも出てくる。これ、15000円くらいになっている(元は3000円)のだなぁ、とうっとり。何とか塗装を落とし、再挑戦したいものである。
  • 一昨日のパーティで「NHK大河ドラマストーリー 獅子の時代」という本をお借りした。「獅子の時代」のダイジェスト、メイキング写真、台本などが収録されている、私にとっては「夢」の本。中でも強烈なのは、山田太一による「オリジナル・ストーリー」。つまりは「当初、こうなるはずであった獅子の時代」が紹介されているのだ。読了したわけではないが、中盤が大きく違う。銑次が商人としてある程度成功してしまうあたりは、思わず声をあげたくなる。田原坂決戦で気球を上げるところなんざ、空想科学商人みたいで楽しい。実際は印刷機の贈収賄から尾関傷害で投獄。そのことが元で大久保暗殺一味の濡れ衣を着せられ、北海道へ。どっちがいいとは言えないけれど、「商人」編がストレートに進んでいたら、全体の印象はどう変わったのだろう。

読書
「ついていったらこうなった」(多田文明)読了。キャッチセールス潜入ルポ。面白かった。