怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

帰ってくる怪獣名鑑とさらば古畑任三郎

  • ゲラを戻したり、身内の見舞いに行ったりする。
  • 大伯父が亡くなったり、伯母の父親が入院したり、母親の友人の旦那さんが入院したり、母親の友人本人が入院寸前だったり、そりゃ、医療保険も破綻するわさ、という現実。
  • 母親の入院はあと2週間は続くと判り、しょんぼり。それでもロッテリアのポテトフライが食べたいなどというものだから、買ってくる。いいのかな、健常者でもめったに食べないものなのに。
  • あの悪鬼食玩「ウルトラ怪獣名鑑」。終わったと思っていたら、「怪獣戯画」という新シリーズになってスタート。定価が380円にアップ。全五種。それなのにひと箱10個入り。1カートン60個。しかも、ウルトラQのシークレットは継続するんだってよぉ。1カートンの値段、前は12000円だったのに、今度は18000円もするよぅ。でも予約しちゃったよぅ。いっぱいだぶるよう。誰か買うてくれ。
  • 古畑任三郎第三夜を見る。予告などで「美しい」とか「哀しい」とか聞いていたので嫌な予感満載だったのだが、いや私がバカでございました。素晴らしい作品でありました。絶賛するしかないです。こういう形でファイナルを迎えられるというのは、シリーズものとして最高でしょう。「ファィナルファイナル」した特別なこともなく、いつもの形の中で、それとなく「ファィナル」の香りを漂わせたのも秀逸でした。双児については、第一夜と同じく、「まさか隠すつもりはなかったのでしょうね」という展開。「どうです驚いたでしょう?」的演出もなかったので、これは「判って当たり前」として作られていたのでしょう。そう信じたい。一応ニ時間番組だけれど、実は最初の五十分ほどは松嶋奈々子を映しつづけているだけで、実際の「古畑」は後半一時間強。つまりは通常枠とほぼ同じわけで、それだけに凝縮感があってよかった。ちなみに、松嶋奈々子の一時間も、ちゃんと画面に力があり、何のストレスもなく楽しく見られた。これもまた今作のすごいところ。推理展開も「携帯の位置」「人形の位置」そして超極めつけ「熱帯魚」。「熱帯魚」は歴史的感動的小道具だと思う。これを超えるものは、今後そうはないだろう。時間を忘れるほどに面白く、何度も見返したくなる作品。
  • 三夜を総じて評価すれば、もう100点あげても良いのではないかと思う。ニ夜については評価が分かれると思うが、一夜と三夜に趣の違った傑作が揃っているのだから、バランスとして「あれもありかな」という気にさせられてしまう。古畑の第一話を見たのは、ワイン会社の寮にいるときだった。昔だ! 長い間、素敵な作品をありがとう!
  • あ、頼むから、カムバックはやめてね。このまま終わってね。「はぐれ刑事」はレギュラー全員が引退するまで帰ってきても良いけど。「はぐれ刑事」は「刑事(デカ)版そして誰もいなくなった」になれると思う。
  • MGどむ。

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