怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

昼は病院往復と夜は古畑任三郎

Muho2006-01-03

  • 身内の一時帰宅終了。駅伝好きなので、1、2、3日とテレビの前で応援していたらしい。健康であれば、沿道に行ってしまうような人だ。
  • 箱根が終わり、一段落したところで、病院に送っていく。途中で暴走タクシーを見る。交差点を曲がり切れず、スピンしていた。母親はすごくうれしそうに、
    「あの運転手、頭がおかしいんじゃないの?」運転手はすごくうれしそうに、「いまのは大和タクシーだねぇ」と、それぞれ言っていた。

  • ビックカメラに行く。正月だというのに、玩具売場には人がいっぱい。正月早々、玩具なんぞ見にきてバカなヤツらよ。日本の未来も危ういのうと思いながら、MGゼータガンダムを買うかどうしようか悩みに悩む。しかし、自宅にはまだドムが二体、アッガイもゴッグもある。結局、止める。

    身内の一時帰宅は終了。今日からまた病院である。迎えに行き、病院まで送って行きと、こちらはてんてこまい。疲れ果てる。
  • 疲れ果てても模型屋には行く。MG「ゼータガンダム」を迷いに迷い、結局、あきらめる。タカラのボトムズフィギュアもずらりと並んでいる。バブルははじけたのか。やはり「ベルゼルガ」という選択肢が間違っていたのか。「ベルゼルガ」の人気が高いというのは、都市伝説と信じている私。
  • 古畑任三郎の第一夜を見る。心ときめくほどに面白かった。頭のどこかがまだ興奮していて、冷静に分析できないでいるが、くり返し見たいほどの味はないけれど、初見では時間を忘れるほどに面白い。そんな作品だと思う。倒叙の場合、どこまでを隠し、どこまでを明らかにするかの加減が難しいのだけれど、昨日のオチは始まった瞬間に判るものなので、あえて「隠しておこう」としたのではないと判断する。いや、そう判断したい。唯一、どうしても気になったのは、角砂糖の使い道。あれをどうして、先に明かしてしまったのだろう。後にあれだけ時間をかけて古畑が推理を巡らし、実験までするならば、殺害時点でそこだけは伏せておく方が面白かったと思うのだが。これについては些末なこととは思えないが、総じてハイレベルな作品であり、役者の方々の見事な演技もあり、最後まで緊張感を保った傑作だと思う。
  • MGどむ。

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