怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

介護タクシーを追いやるクソタクシー

  • 本日は身内の通院日。移動には車いすを使わねばならないので、介護タクシーで順天堂病院へ。雨が降っていたので、屋根のある正面玄関のロータリーに車をつける。車を停めようとしたところで、後ろにいたタクシーが激しくクラクションを鳴らした。そこがタクシー乗り場だからだ。少し前にだしても、激しく鳴らしてくる。結局、車は屋根のないところまで追いやられ、身内は雨の中、濡れながら数メートルを病院まで移動することとなった。その時点で私は完全にぶち切れており、不謹慎を承知で書くと、タクシー運転手を殴り殺すつもりでいた。普通の場所ならいざ知らず、ここは病院の正面玄関だ。病院に客を拾いに来て、介護タクシーを追い払い、病人をずぶ濡れにするとは、どういう了見なのか。タクシーに数歩、歩み寄ったところで、肩にかけていたカバンが足に当たった。そこで我に返った。危ないところだった。あんなーー不謹慎な表現で恐縮だがーークソみたいな了見のクソタクシー運転手を殴って一生を棒にふるところだった。カバンに入っていたのは、習い事で使う道着。ふだん、病院に同行した日は帰宅が遅くなるので習い事には行けない。たまたま本日は審査日に当たっていて、どうしても出席しなければならなかった。間に合うかどうか判らないが、病院から直行しようと、道着をかばんに入れて持ってきていたのであった。道着に助けられた。習い事にも感謝しなければ。
  • おかげさまで、審査には合格した。
  • 何だか、長い一日だった。