怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

介護の日々 身内の退院

  • 何とか身内も退院。今年は合計で4ヶ月間、入院していた。1年の3分の1か……。治療費、入院費は、私の年収の数倍であり、来年もこんな調子だと、夜逃げを考えたくなる。
  • 12月24日に身内に関わる大きな用件を一つ処理した。これで、長年の懸案が一つ片付いた。晴れやかな気分にはほど遠いけど、ホッとしたのは事実。
  • 身内は来年の1月3日に76歳になる。75歳と76歳の違いは大きく、75歳までに手続きすれば可、という事案がすごく多い。そのため、ギリギリまでいろいろと走り回らねばならない。正月が誕生日だなんて、どこまでも手数のかかる……。
  • 忘年会にはほとんど出られなかったし、後半は習い事も中途半端になった。生まれて初めて、精神的な疲労で小説が書けないという状態も経験した。でも、身内の状態は変わらない。来年もまた、入院し、元気に退院し、また入院し、また元気に退院するのだろう。
  • 介護はいつか終わるーーそう言って慰めてくれる人は多い。でも、終わりなんてきやしない。当たり前のことが当たり前でないのが介護だ。「介護を終わらせる」あるいは、「こっちが先に終わる」なんてことを、ちらりと考えたりするんだよ、介護している人は。