- 九段下で開催された「スーパーフェスティバル」に行く。「ワンフェス」などのイベントに対し、これは玩具などの販売が主なため、規模は小さめ。最近は悪鬼のごとき会場限定品が幅をきかせているものの、それでも比較的のんびりしたアットホームなイベントである……と今までは思っていた。ふだんより遅めの11時すぎに会場着。いつもなら1000円のチケットを買い、一瞬で会場へと思っていたら、警備員野郎に「並べ」と言われる。見れば、道沿いに長蛇の列。目の前が暗くなり、泣きたくなる。だがここで帰るわけにもいかず、並ぶ。列は遅々として進まず、30分ほどして入場。いままで一度としてこんなことはなかったのに、いったいどういうわけ? 突然、「スーフェス」がドラマチックイベントとして宣伝されたのか? 皆をここに駆り立てるほどの限定品が出たのか? 理由はいまもっと不明。ちなみに、入るだけでこれだけ苦労したのだから、場内は血の池地獄のような有り様だろうとびくびくしていたら、いつにかわらぬのんびりした空間が広がっていた。あれだけ並んでいた人はどこへ? とにかく、謎だらけのスーフェスであった。
- スーフェスのお目当てはタイとかフィリピン発のインチキウルトラマン。前回は「ミレニアム」と「エリート」の30センチフィギュアを手に入れた。しかし、残念ながら新ネタはなし。タイ、フィリピンといえど、半年で新たなインチキウルトラマンを作ることはできなかったようだ。
- 食玩版姉歯建築士、悪魔の詐欺軍団「イワクラ」が「コジラ対エビラ」という血も涙もない会場限定アイテムをだした。前回も「モスラ誕生」という耐震強度偽装級の限定アイテムをだし完売。手に入れそこねた私は、泣く泣くオークションで大金をはたいたという苦々しい過去がある。今回は救世主、神の使い、究極の天使、棟梁N氏が先発隊として潜入し、購入してくださった。ありがとうございます。ありがとうございます。
- 会場にはイワクラに寄生し、我々の血肉をすする吸血転売屋が多く出店。日本全国の会場限定品として販売された「ショッキラス」と「大戸島のトリロバイト」を歯ぎしりしながら購入。
- イワクラめぇ。
- その他、気になったのは、「ザブングル」のプラモデル。何点かは最近再販されたのだけれど、やはりメインは100分の1でしょう。ざっとみたところ、「プロメテウスタイプ」「カプリコタイプ」「オットリッチタイプ」がそれぞれ3000円で出品されていた。正直、お買得だと思ったが、「買うだけ買って、積んでおく」が目に見えているため止める。
- ボトムズ関係も探したが、ほとんどなし。「ブルーティシュドッグ」があれば、かなりの高値でも買ったのだが。
- MGドワッジ。