- ワンフェスの反動で虚脱して過ごす。この数年で購入したキットが棚一杯になった。作ってはいるのだが、年ニ回のワンフエス、とうてい追いつかない。8月20日までにどれだけ作れるか。
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今回お手伝いしたディーラーさん、全体的な売り上げは、本当に芳しくなかったらしい。そこで思い当たるのは、私、大倉崇裕の「サゲマン」伝説である。今まで上手くいっていたものでも、私が参加する途端にぽしゃる。現に今、ミステリーは斜陽である。今までの人生で、「今回はダメだなぁ」というセリフを何度聞いたことか。やれやれ今度もか……である。
- ワンフエスも終わったのだから、しっかり仕事を……といいたいが、とてもそこまでいかず、キットの山を見てニヤニヤしているうちに一日が終わった。面目次第もございません。
- 怪獣キットの需要と供給は実に微妙なもので、昨日、好き勝手に書きはしたが、私にディーラー経験はなく、造型技術もなく、勝手なこと言うなとお怒りになるディーラーの方もいらっしゃるやもしれない。でも、転売目的のみで購入していくクズ野郎どもがいるのは事実であり、本当に欲しかった人がその分、買えなくなるわけです。「それはそれで仕方ない」とディーラー側が放置しておくのはあまりにも問題でしょう。X-PLUSの大怪獣シリーズは品薄から、一時期、大変な高騰を招いた。いまでも、初期のカラーものは定価の数倍はする。いろいろな不手際はあったものの、その後、X-PLUSのシリーズは潤沢に出回るようになり、妙な転売もほぼなくなった。「X-PLUSももう終わりだ」みたいなことを言われるようになったけれど、いまのところコンスタントに新作を届けてくれている。良質なものをできる限り多くの欲しい人に届ける、というのは売る側の責任であって、そういう意味で、最近のX-PLUSは大したものだと感心している。まぁ、実態はよく判らないし、ただ売れなくなっただけかもしれないけれど、私は断固、応援しつづける。
- 怪獣ガレキの一部高騰が続き、それが終息したとき、また「怪獣は金にならん」つまり「怪獣は終わった」なんてことになり、転売屋が一斉に引き上げたとき、そこに一般ユーザーがどのくらい残っているのか。下手すると、また冬の時代である。現在の「イワクラ」を見てみると良い。
- そして本日もザンボラーの値段は上がっているのですよ。報告と雄叫びは後日。
- 人類が滅亡しても、生き残るのはゴキブリと転売屋。
- スコープドッグ。