怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

来る怪獣たちとツインテールは陸の生き物

Muho2006-05-24

  • 体調はまだまだすっきりせず。熱もなく咳も鼻水も出ないのに、とにかく体がだるく、肩がこる。

  • それでも書類仕事は待ってくれないので、銀行へ。二時間近くあれこれやって、また6月ということに。やれやれ。隣の窓口では、株をやっている人なのだろう、インド株暴落で頭を抱えていた。それにしても、頭を抱えている人に対し、担当の銀行員は「このくらいの下げはどうということはないのです。まだ売るのはお勧めしませんね。インド市場というのは、これでも日本の10分の1の規模です。このくらいのことは、いくらでもあるのです。まだまだですよぉ。うはははは。日本の高度成長期のとき、今のインドはそのくらいの規模なのですよ。世界からみれば、まだまだ。あはははは。まだまだですよ。売らない方がいいですよ」
    こうやって、人は身ぐるみをはがされていくのだろうなぁ。銀行、恐るべし。

  • しばらく平静を保っていた我が家の宅配便事情であったが、こういうのは重なるもので、昨日当たりから来るわ来るわ。そのほとんどが代金引き換えときて、財布の中身が一瞬にしてすっからかんになる。
  • まず来たのは、YAMAKAWA造型部の「ガイラ恐怖の船ゆすり」。念願の再販ガレージキット。もう十年近く品切れ状態で、オークションでもけっこうな値段になっていた。私は原型を作っている山川さんのファンで、ワンフェスなどでは必ずブースにお邪魔している。前回のワンフェスのとき、たまらず「船ゆすり再販してください」と直訴。私だけの功績ってわけじゃないだろうけど、目出たく購入できる状態になった。しかしまぁ、お金はたくさんとられた。
  • 突然来たのが、マーミットの「ツインテール」。完成品のソフトビニール製。昨年のスーパーフェスティバルで現物を見て、申し込んだ。そんなことすら忘れていたので、中身のところにデカデカと「ツインテール」と書かれた荷物が届いたときには、昔の自分を少なからず恨んだ。そしてこのツインテール、でかい。とにかくでかい。
  • でもうちのツインテールは海になんて住んでいませんから。私の好きなツインテールに馬鹿げた追加設定をしないでちょうだい。あ、それから私のサドラーは皮膚から霧をだしたりしませんから。あのさ、「霧深い山の中で、太古の怪獣が生き抜いてきた」というのと「怪獣は霧を発生させ人の目をごまかし、太古から生き抜いてきた」というのと、どっちがロマンあると思ってるの? ウルトラマンに盆踊りさせたりするのは勝手だけど、私の怪獣たちに変なことしないで欲しいわ。